アドレス110の総評|走行距離1200kmのインプレ|



目次

そろそろいい感じに熟してきたのでここでアドレス110(2BJ CE47A) の総評を書きたいと思います。

アドレス110を購入するまでの経緯はこちら

まぁ結論から言うと

めちゃくちゃちょうどいいバイクです。

今までに50~1200ccまでのバイクに乗ったことがある経験で言えば、これはミニマリストにとってはNo1のバイクと断言できます。

とはいっても125ccクラスなので際立った走行性能とか充実の装備とかは求めてはいけません。

ここでいうのはあくまで同クラスでのコスパの高さひと手間加えるだけで驚くくらい快適な走りができる『なかなかやるじゃないか!』という独自路線です。

ではアドレス110のどういったところが良いのかを見ていきましょう。

アドレス110は驚異のコストパフォーマンス

まず、車体は新車込み込みで実勢価格18万という破格のお値段で買いました。

他の車種と比べてみてもそのコスパは際立っています

メーカー 車種 メーカー価格
ヤマハ シグナスX SR「シグナスx 4型」の画像検索結果 329,400円 [消費税8%含む]
ヤマハ アクシスZ「アクシスZ」の画像検索結果 243,000円 [消費税8%含む]
スズキ スウイッシュ関連画像 318,600円 [消費税8%含む]
スズキ アドレス110 213,840円 [消費税8%含む]
ホンダ PCX 342,360円 [消費税8%含む]
ホンダ リード125「リード125 2018」の画像検索結果 309,960 [消費税8%含む]

まぁひとつだけ110ccですが・・・そこは突っ込まないようにw

『こんな廉価版のスクーター大丈夫なの?』と思う方もいるかもしれませんが、1200km走った感想では不安要素は一切ないです。初期点検も良好でした。

僕はわりとコスパ系のスズキには定評があって、、個人的にはなかなかタフなイメージも併せ持ってます。

スズキコスパ系

ヤマハスタイル系

ホンダ安定系

カワサキ独創系

※あくまでイメージです。

アドレス110のここがちょうどいい

それは

意外とコンパクトなところですかね。

僕はアドレスV100からの乗り換えだったので、最初は大きさに戸惑いましたが、慣れてしまった今となっては、この大きすぎず小さすぎずが通勤性においてジャストフィットしてるように思います。

このクラスは基本的に通勤や買物など普段の足としての充実さが求められますので、まずコンパクトなのはひとつメリットでしょう。

特に都内では駐輪スペースも限られますので、取り回しや出し入れを考えた場合もラクです。

そして慣れてしまえばアドレスV100の頃と同じように渋滞時のすり抜けが可能です。

メーカー 車種 車体サイズ 全長/全幅/全高
ヤマハ シグナスX SR「シグナスx 4型」の画像検索結果 1,890mm/690mm/1,120mm
ヤマハ アクシスZ「アクシスZ」の画像検索結果 1,790mm/730mm/1,145mm
スズキ スウイッシュ関連画像 1,830 mm / 690 mm / 1,095 mm
スズキ アドレス110 1,845 mm / 665 mm / 1,095 mm
ホンダ PCX 1,925mm / 745mm / 1,105mm
ホンダ リード125「リード125 2018」の画像検索結果 1,840mm / 680mm / 1,130mm

車幅はけっこう見るべきポイントのような気がします。

特に通勤時のすり抜けにおいては車幅があるとその圧迫感から一瞬躊躇したりするんで。

一度や二度ならまだしも常時すり抜けモードを使う通勤においてこのプレッシャーは結構厄介だと思います。

購入検討時にすべての車種の現物を拝みましたが、眺めるのと跨ってみるのでは全然違いました。

実は当初購入しようと思っていたのはシグナスX SRでして…スズキべた褒めしておきながらw

でも実際に見てみるとかなりごつい。。

まぁそれなりの足回りなのでスポーティーな走りはしてくれそうですが、値も張るし燃費も良くないしこれはミニマムじゃないなと思ったんです。

アドレス110の実燃費

燃費アプリで計測

リッター平均42kmくらいです。



データ数が少ないですが、、だいたいみんカラで見ててもこのあたりが多いような気がしますね。まぁ1リットルのガソリンでこれだけ走れば通勤選手としてはまずまずでしょう。

自分の場合はウエイトローラー(後述)を変えているので、気持ち燃費が落ちてるかもしれません。

そしれにしてもアドレスV100は20km/Lくらいでしたからねw

アドレス110はここを変えるとぐっと良くなる

ここからは不満点の改善をすべくプチカスタムした箇所をご紹介したいと思います。

まずはライト周りですが、今の時代において標準装備されているハロゲンではちょっともさい。。

PCXなんてオールLEDだと思いますし。。価格帯が全然違うので当たり前ですが…w

そこで、、もさい部分は安くカンタンに変えられるので変えていきましょう。

LEDにするだけで省電力・視認性・ドレスアップという3つの特典がありますからね。

その1、ライト周りのLED化

参考にしたブログですが、取り付け方もふくめてとてもわかりやすくまとまっています

左)ポジション球(青×2・白×2) 右)LEDヘッドライト これで3600円!!

ちなみにこの3箇所のLED(ヘッドライトとポジション×2)は先程ご紹介したブログを見れば誰でもポン付けで取り付けることができますので、ここでは割愛させていただきます。

なんでもアドレス110はライト周りが交流ではなく直流なので、わざわざ直流化する作業をしなくてもカンタンにつけることができます。アドレスV125とかは交流のようです

そして取り付けたあとの姿がこちら、、ですがまぁ取り付け前のノーマルの画像がないのでなんとも言えないところです。




バイク本体を購入した直後に変えてしまったので、すいません。。ノーマル写真はさきほど紹介したブログにあるので…w

青2つはポジションに、白2つはメーター球に。

ただ比較した感想で間違いなく言えるのは、、ずいぶんとクリア感というか透明感がでたなぁと思います。

ちなみにこのポジション球の青いLEDは白でも全然オシャレだと思います。むしろ青より紳士的ですねw

で、このポジション球のLED(AUXITO T10 LED)は特にここがおすすめです。

商品画像から引用

そうなんですよねぇ~この細い導線が二箇所のやつって、すぐ接触不良起こすんですよね。。日本語ちょっとおかしい画像ですが

なので発光量がどうとかいうよりも、ここの接点の基盤が盤石なものを選ぶと寿命も長く使えるのではないでしょうか。まぁ十分明るいですね。

e-auto fun バイクライト LEDヘッドライトですが、これも十分の明るさでありながら省電力に寄与してます。

写真だと若干黄色がかって見えるのですが、実際は真っ白です。

これで少なくとも常時点灯するヘッドライト・ポジションランプ・メーター球はLED化されたので、ん~何ワットかわかりませんが結構省エネできたのではないかなと思います。


その2、すり抜け用のミラーへ変更

さきほどの写真はすでに交換後のものです。

やはり納車後すぐに気になったのはミラーですね。

これはただの癖かもしれないけど、たいていバイク購入して初期のほうでミラーは替えています。

というのも純正は視認性でいえば抜群ですが、その分、圧迫感があったりするので僕はすり抜けしやすそうなミラーへ変更しました。

サイズもスマートになりカーボン調なので少しはドレスアップ効果もありますね。

視認性はまずまず、、必要にして十分という感じです。

次は駆動系です。


その3、ウエイトローラー交換で快適な走り出し

アドレス110のここが最大のネックだと思ったのはズバリ

スタートダッシュです。

言葉で表現するとすご~く

ゆるふわな加速感

ある意味ではすごく心地良い浮遊感のある加速で、それはそれなりに気持ちのいいものなんですが、やはり実用的な通勤に使うとなった場合はちょっとゆるふわでは頼りないです。

納車したときはもちろんノーマルのウエイトローラー(17×12:11.7g)がついてますので、そのまま走っていたのですが、信号で先頭にいるときは結構焦りましたw

ふつうこのクラスだとスタートからある程度ひねれば四輪との距離は離せると思っていただけに…

ちなみにアドレスV100は出足がまぁまぁ早かったのか、、これはあまり想定してない部分でしたね。

は自分の乗っていたアドレスV100です。

ということでいろいろとネットを漁ってだした結論としては、ウエイトローラーを変えようということになりました。

ちなみに諸説あるので、交換は自己責任でお願いします。

ウエイトローラーの重さによる加速力と最高速の変化をまとめたものがあったのでこれを参考にしましたあくまでユーザーの感想をまとめたものです

ウエイトローラーを変えるとどうなる?!

純正:11.7g

  1. 11.7g→10.5g 少しもっさり、最高速100km/h
  2. 11.7g→10g 少し加速が増して最高速も増した。アドレスV125レベルの加速、 最高速95km/h
  3. 11.7g→9.5g 加速が増し最高速が少し減った。最高速88km/h
  4. 11.7g→8g 加速が増したがうるさい、最高速は大幅に減った。

高速に乗れないこのクラスでは、公道で~80kmくらいまで出せればなんの問題もないので、僕は②の10gへ変更しました。

これは予測ですが、ユーザーコメントを見る限りでは、純正はもっさり+最高速90~95km/hということになります。

なのでは加速力を上げて、最高速は落とさずという感じでしょうか。

DAYTONA:ウエイトローラー(中身は交換後の純正品です)

こればかりは自分で交換するのも大変なので、近くの2りん館で交換してもらいました。

ちなみに2りん館で購入した商品をサービス工賃で取り付けてもらったので、全部で4000円くらいだったと思います。

HP見てみるともっと高いんですがね…地域性とかあるんでしょうか。


ウエイトローラーを交換した感想

これは

とでも言っておきましょうw

交換したことで体感としてはアドレスV125G(K7に一度だけ乗ったことがあります)に近づく加速になったのではないでしょうか。

まぁとはいえあまり車体に負担をかけたくないので、本気のダッシュは道路の緊張感が煮詰まらない限りは使いませんが、ひねれば出るというのは一つの安心ですね。

一応、交換後のメリットとデメリットを書きますと

メリット

あきらかに加速力が増した

途中からの加速力も増した

0-80kmくらいまではストレートに伸びていく

デメリット

燃費が気持ち悪化する

加速時のエンジン振動が少し荒くなった気がする

ウエイトローラー交換自体の故障リスクがなくもない

くらいでしょうか。

まぁノーリスクで変化を求めることはできませんからね、、こればかりは天秤にかけるしかありません。

僕としてはノーマルのゆるふわも交換後の実用性重視もユーザーの好みと使い方次第だなぁって思います。

もしも都内の通勤ではなく、田舎でスーパーとか釣り行くのにしか使わないとなれば確実にゆるふわでしょうね。

最初乗ったときに思いました。農道を大きな空見ながらぼーっと走るのにこのゆるふわ感だったら最高だなと…w

まとめ

LED化でドレスアップ
すり抜けしやすそうなミラーへ交換
ウエイトローラー交換で好みの加速性を

最後はアドレス110のノーマルマフラー音をのせておきます。

これからも大事に大事に乗っていこうと思います。お読みいただきありがとうございます

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ABOUTこの記事をかいた人

新卒でブラック企業入社を皮切りに転職、倒産、結婚、離婚、開業等々、現在は都内で飲食店やりながらブログ書いたりしてます。相方と月収20万でミニマルな生活を計画中・・・>詳細はコチラ