師走のため息



久々の更新。

今年は一体何なんだろうか。

今日、母が激しい目眩を訴えたので店の営業終了後から病院へ。

メニエール病と診断された。

二年前に父が脳梗塞(現在認知症)ですでに今年のコロナ流行後すぐに自宅待機となった。

まぁそれ以前に症状が進行していて店の業務に支障が出始めていたからコロナにかこつけてそうしたわけだが、、

実質の復帰はもう無理だろう。

ハッキリ言おう。

今の自営飲食は地獄だ。


平常時の判断だけでうっかり入ってしまった自分も悪いのだが、まさかコロナや家族の病気といったものがこんなに重なって来るとは予想だにしなかった。

メニエール病の原因はほぼストレスと言っていい。

実家に超高齢の祖母、認知症の父、半ばひきこもりの兄、その3人と動物二匹の世話をしながら、毎朝店に朝5時に来ていれば誰だってこうなるだろう。

人間一人の許容範囲をはるかにオーバーしている。

その物理的ストレスとあとはコロナの精神的ストレスだ。

毎日の売上が不安定がゆえに休むに休めない。

平常時なら、この日数でこれだけ稼いでいれば、このくらいは休めるなという目星がついたものの、

今は日々あたりの売上が少ないからどうしても毎日開けざるを得ない。

無論、休んで固定費に影響すれば収入は0どころかマイナス。

病欠・疲れた・有給・時短・リモート・各種保険そんなのは一切ない。

いやぁ、、

甘く見ておりました。

さすがにこんな進んでも退いても地獄なビジネスシステムは他にないだろうと痛感している。

今までも実質は自分と母が店を運営していたようなものだから親父が欠けても(むしろ認知症では仕事が増えてしまうので)問題なかったが、

今回は明らかなレギュラーがそうなってしまった。

二年前、親父が脳梗塞で倒れたときに自分は店に駆けつけて後始末をすべてしたことが過る。

またも店で人が倒れる光景を見て、一体何なんだろうかと思う以前にれだけ労力と対価が見合っていないのか、、心底そう思ってしまった。

最近、僕もツイッターでもう吹っ切れたと発言してるように、確かに吹っ切れていて物事を冷静に判断できる状態にはある。

だが、そう強く自分も保っていても、日々実家での騒動(認知症の親父が―)だったり、コロナで軒並み倒産するという報道や客足などを見ていると、誠に光が見えない。

物語でいう起承転結の転しかないのである。

今はジムに行って精神面があるていど鍛えられてポジティブシンキングが勝ってるが、これからそういう時間さえもなくなるのかと思うと、心が折れそうになる。

一体なんのために頑張るのだろうか、、という一つの問だけが永遠と頭を巡る。

母を病院に迎えにきた兄とも久々に会ったが、明らかにまともが欠如してきている。

実家に引きこもってて、ついに思考停止したといっていいほどあっけらかんとしているのだ。

「今日も親父が犬にうさぎ用の草を食わせた」「うさぎ小屋にドッグフードを入れた」「洗剤で歯を磨いている」

こんなことを笑って言いながら、今やってるゲームなんだけどさ、、という切り口だ。


別に深刻になれなどとは思わない。

むしろこういった場合は状況がカオスすぎてヤバい方向(うつ病・犯罪)に走るほうが怖いのだから。

それにしても危機が差し迫っていることへの認識がなさすぎる。

当人たちの意識できないすべての面倒や世話が母に集中した結果こうなったのは自明だ。

なのに、まるでふつうに生活しててふつうにこうなりましたと言わんばかりの無自覚さは異常に映る。

両親は国民年金で貯金もない。

よく親の年金のスネカジリとはいうものの、そもそも両親自体の生活費さえ捻出できないのだからかじりようがない。

まぁ徒然と書いてしまったが、とりあえず吐き出せるこのブログに感謝してる。

さぁこれからどうなるかは、、今は考えようがない。

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ABOUTこの記事をかいた人

新卒でブラック企業入社を皮切りに転職、倒産、結婚、離婚、開業等々、現在は都内で飲食店やりながらブログ書いたりしてます。相方と月収20万でミニマルな生活を計画中・・・>詳細はコチラ