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9月17日の21時
iPhone13シリーズの予約が開始された。
しかし、自分の手はまだ買い物バッグに入れたままで確定ボタンを押せずにいる。
ここ4日間、半ば徹夜をしながらずっと調べている。
まずは、新型iPhone13シリーズと12の比較、そして何が一番大きく変わったのかということから始まり、iPhoneを知り尽くした各ライターの記事をずっと眺めていた。
そして今日、あの日の感動はもう二度とないのだと悟る。

中学~高校までに使用したガラケー①

中学~高校までに使用したガラケー②
私は今までに実に数多くの端末を使用してきた。
なんの自慢にもならない浪費家(当時は0円携帯が多かったこともあるが)なわけだが、なぜか興味が尽きなかった。
学生時代の卒アルには謎に”携帯博士”などという渾名までつけられていた始末で、機種変するとなるとわりと多くの同級生が聞きに来てくれたものだ。
ガジェットオタクとでも言うのだろうか、、今もそのソウルは心の奥底で微かに滾ってるようにも思う。
話は逸れたが、一応、直近で使用していたスマートフォンでいえばiPhone4から始まり、GalaxySC-02C、iPhone5S、iPhone7plus、pixel3(現在)である。
中古で購入したpixel3の寿命がもう尽きてきたので今回、iPhone13の発売を機に返り咲こうという魂胆だ。
iPhone7plusの発売日からピッタリ5年(2016年9月16日)ナンバリングからして13といえばかなりの進化を遂げてるに違いない。
その飛躍をこの目にしたくなったのだが…

昔使用していたiPhone4
絶対的だったiPhoneの背中が小さくなったような気がした
かつて、ガラケーからiPhone4にキャズム超えしたときの鮮烈な感動は今も覚えている。
ジョブズが手掛けた傑作はただただ美しかった(機能はともかく)
鏡面ガラスとアルミフレームの躯体に水平に収まったカメラ・レンズ、そして目を引く解像度のレティナディスプレイ
あらゆるデメリットはこれにより払拭されたといっても過言ではない。
私は先に述べたとおり端末マニアだったこともあり、新卒の就職先は携帯キャリア販売の営業職(そこしか受からなかった)だったが、ブラック企業ということもあり早々に辞めた。
だが、理由は労働環境だけではなく、当時はソフトバンクからしか販売されていなかったiPhone4が勤め先のキャリア(○u)では使えないから、もう一台持てと強制されたことも大きい。
すでにiPhone4を持っていた自分はもう一台、当時の脆弱茶番なアンドロイドを契約しなければならなかった。
自分が販売を勧めていた初期のアンドロイドは、iPhoneの足元にも及ばない10年くらいの差がついていたような代物だった。
それに契約すれば無駄に携帯料金を毎月払うので辞めた。
私の職場では3~4台契約してた人が大勢いたので正解だった。
またも話は逸れたが、つまりそれほどまでにiPhoneというものに陶酔していたということだ。
もはや電話機ではなく、芸術作品と言っても過言ではない。
にも関わらず、先に述べたように私のアップルストアの買い物かごの中身はiPhone13を入れたままで確定ボタンは押されていない。
記憶は朧気だが2016年くらいだろうか。
ちょうどiPhone7の発売時期に台頭してきたファーウェイP9を皮切りにアンドロイドとiOSの性能の差がなくなっていった。
実際にiPhone7を触りに量販店にいったときにアンドロイドの飛躍的進化が目覚ましく、思わず浮気をしそうになったのを覚えている(Apple信者ではないが)
それからiPhone7plusを購入したが去年の夏に水没させてしまった。
こうなると下取りもできないから次の機種を探していたのだが、当時Appleから出していたiPhone11は大きすぎて見送り、SEも7と代わり映えしなそうなので自然とアンドロイドに目が行った。
おそらくiPhone8以降11以前までの無骨に巨大化していくiPhoneは嫌いだったのだろう。
そうして見つけたのが今使用しているGoogle製のpixel3だ。
アンドロイドの逆襲
決定的だった。
pixel3はかつての粗悪な初期のアンドロイドのイメージを一気に払拭してしまった。
むしろ2年の歳月があるとはいえ、iPhone7を軽く凌駕している。
そのとき、改めてもう二度とiPhone4を手にした感動は味わえないような気がした。
とはいえ、pixelの感動とiPhoneの感動では後者が圧倒的に強い記憶として残っているが。
以前、GalaxySC-02Cを使っていたときに、こんなレスポンス遅延とバッテリー発熱なんてあり得ない(さすが韓国)と思っていたときから10年、もはやそのSamsungは世界シェア1位の座に君臨しているではないか。
今では1位がSamsung、2位がXiaomi、3位がAppleあたりだろうか。
こころなしかAppleのロゴが少し小さく見えた。

ジョブズが最後(は5だけど)に手掛けたデザイン(iPhone5S)
確かにSamsungのGalaxy Z Flip 5Gは洗練された折りたたみスマホだ。
おそらく近い将来、XiaomiやファーウェイやOPPOも追従し、折りたたみスマホが世界トレンドの最先端をいくことになるだろう。
今、この瞬間もこぞって開発に打ち込んでるに違いない。
ではAppleはこの先、どういった新技術を打ち出してくるのだろうか。
あれだけSamsungのTwitter公式アカウントで煽られててまさかそのままではないだろう。
ただ、Appleから折りたたみのiPhoneが出たらそれは悲報とも思える。
個人的にiPhone13の価値について考える
12以降、元の躯体のシルエットになったのは喜ばしいが、如何せん重いのである。
昨今のスマホは巨大化していく一方だが、それでもAppleにはSE系とmini系の2つがそれをカバーしている。
ただ、どちらもハイエンドではない。
多くの声を聞くに13プロminiがあったら即買いするというのはまさにそれだろう。
12シリーズよりもおよそ10グラム以上、プロに至っては16グラムも増えて203グラムだ。
厚みも増してることを考えると、やはり”携帯”としての趣旨が失われつつある重量ではないのか。
用語などはわかりにくいから触れないが、つまりはあの三眼レンズに映画並みの描写力があり、マクロと望遠(光学式)がついたということだ。
他にもディスプレイのリフレッシュレート120Hz(滑らかな挙動)になったのは大きい。
ProResとかProRawはファイナルカットやライトルームあたりがないと普段は使わないフォーマットだろう。
つまりiMacにAdobe入れてガチ編集するくらいじゃないと使いようがない。
という具合に周辺機器もApple化しないとならない(からプロなんだけど)
でも似非iPhone信者の私でも素人なりの目線でいえば、人気の秘密はやはり躯体のデザインにあるのだろうと思う。
日本人は無駄にiPhoneユーザーが多いが、大半は搭載されているセンサーやらRAMやROMなどはどうでもよくて、ストレージとデザインと周りが持ってるという理由が大きいと予測している。
あとはAppleという高級路線のブランドイメージだろう。
まぁ使用するのは本人の自由なので別に理由は何でもいいのだが、このデザインに惹かれて散財するのは大いに理解できる。
なんせ、13プロのシエラブルーが綺麗すぎる。
ただ、実用性や携帯性を考えたらminiが一番いいとは思う。
SONYのミラーレスα1とiPhone13miniという組み合わせが最高に滾るが、100万飛ぶのでそれは厳しいという話。
だから13プロでお得にプロらしい写真をひっそり撮りたいなーと思うわけだが、重い、重いんだ。
スマホにカメラを任せるのか、役割を分離するのか、本当にわからないところまできてるな。
仮に13プロを買ったとして、日常的に使用してて疲れないかなーとか(筋トレしててもこればかりは関係ないのが困る)
まだ少し悩みます。
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