経済的な要因で結婚できない男女は空き家へ住もうという話



今日は通販の出荷が終わってやっと帰ってきた。

2月のバイク移動は本当に堪えるw

あやうく作業場から帰らない選択肢を取りそうだった。

もう前職?の職場からフェードアウトして一ヶ月が経つ。

劣悪な環境だったから、久しく何もせずにグダグダ生きてしまったw

それでも一応ECサイトのプラットフォームを有料化→無料化して、運営自体を頗るミニマムにした。

サイト自体も常時SSL化することで、気休めかもしれないけどgoogle先生の評価があがるかもw


まぁおかげで本来の平常心とやらに戻れたから、またいろいろなことを考えたり読んだりしてたんだけど、その中で気になった話題がある。

TwitterのTLでカイリュー木村さんという方を発見し、内容を追ってみると何か面白そうな社会実験を始めてるようで、おそらく国内初個人で立ち上げたベーシックインカムハウス。

入居の待遇面とかももはや眼から鱗…

ベーシックインカムの内容

  • 家賃無料
  • 入居者1人につき月額¥15,000食費支給
  • 乗用車1台使い放題(シェア)
  • 水道光熱費無料
  • 固定電話無料(1台)
  • ネット無料

 

この内容あらためてすごいなーと思う。

しかもこれはカイリュー木村さんのポケットマネーで賄われている。

僕もジャンルと社会性においてはほど遠いけど、恩送りのカレー(無償カレー提供)って活動を実現すべくいろいろと調べてる最中ではあるんだけど…

こういう記事を見ると『リアルで実行している、すげー』ってなり、開いた口が塞がらないw

本来国や行政単位で検討すべき問題を社会実験のためとはいえ、一個人のポケットマネーでやってしまおうというんですから…

とはいえ、本格的にBIハウスなどが国や行政のスキームに組み込まれるのはかなり先だということ。そもそも先進国の中では最も動きが鈍く、硬直&保守的なのが日本のダメなとこ。

だからしばらくBIハウスはポスト資本主義による裕福な社会実験の場となりそう…

最近は膨大に贅肉がついた大企業よりも、こういったことを実行(計画)している中小個人のほうが先進的で身軽なのではないかと思う。それゆえ判断や動きも早いというか、逐一採算を取ろうとしない。

そういう意味では僕のカレー通販事業も、実行した理由は『どうなるんだろう』という疑問の一言だった。

単に興味があっただけで、採算を取ろうとなどということは考えなかった。

だからこそこれまでも多くのハプニングが起こり、事実採算を取れているかというとあまり取れていない状況なんだけどw

でもこれはこれで複業の一つであって、種を植えたというだけで完結しているし、いつその市場が活性化するのかは分からないから、すべては市場原理に任せようと思う。

維持費さえかからなければ、それはミニマムに継続できるということでOKなんだろうな。

あと問題があるとすれば、立ち上げ当初に使ってしまった資金の回収と、ゆくゆく住む場所のことだ。

今は相方とダブルニートに転生していまっている(笑)

いつまでもこんなことをやってるわけにもいかないんだけど、二人でニート化すると金が尽きるまで永遠にできてしまいそうなのがヤバイw

おそらく独りであれば、暇すぎてすぐに何か真新しいものを探して取り組んだりっていうことをするんだろうけど、おたがい闘争心や地位や人脈形成といったことにまったく興味がない。

もちろん通販は二人でやっているのだけど、それも注文のバラツキによって無いときはヒジョーに暇である。

今年で付き合って4年。

僕たちの考えは今までの環境的な要因により『究極にハイブリッド且つミニマムにいきる』ということでおおよそまとまって来ている気がする。

というか正直者はバカを見るというこの国の無理ゲーシステムに気づいてしまったw

だからもう世間のふつう(マキシマム)の生活は望んでないし、世間体から求められる基準を満たせるとも思っていない。

前回にもこんな記事を書いているんだけど、結婚制度や結婚概念はもはや過ぎ去ったものだと思っている。要は手持ち金に対してマキシマムで優しくない制度や体裁なんてものは、もはやどうでもいいってことなんだけど。

事実上、男女が生計を立てるというのは、本人たちの意思とは関係なく『共働き』『正社員』『金』『付き合い』『子ども』『世間体』『両親』などといったものを強要される。

  • 独り身:それこそさっきのBIハウスに応募するとか、どこかのコミュニティに入るといったことが容易にできる(叶うかどうかは別として)とにかく身軽で自由
  • カップル:ゆくゆくは結婚するか別れるかだけど、何れにしても年齢によって社会的な経済力や世間体は求められる
  • 既婚:子どもがいれば相応の経済力が必要になってくるし、さらに社会的な要求値が強くなる

問題なのは現代の多様性により上のリストに当てはまらないイレギュラーなクラスタが増えているんじゃないかということ。

自分を例にだすと…

  • 恋人でありパートナーではあるけど、マキシマム労働や社会的地位に興味がない
  • 子どもは欲しいけど、都会で周囲の喧騒に煽られず、地方でゆるく生きて(育てて)いきたい
  • 経済的に貧しくても心が貧しくなければそれでいいという足るを知る生活が目標

これって異性といるメリットを最大限にしながらも経済・社会的なデメリットはすべて排除したいというかなりエゴイズムな考えだと思うんだけど、、こういう異質なカップルはいてもおかしくないと思う。

こういった価値観はバンドマンやクリエーターなどの夢追い人、または世捨て人やフリーターやニートとか、世間的に『不安定』とされる人に多そうだ。

僕の考え方では、本人の生き方というカテゴリーと、誰かと生活を共にするというカテゴリーまったく別物であって、セットとして考えられない。

だから正社員=結婚、非正規=NGとかも全然分からない。

このご時世必ずしもカテゴリー同士を人生のパッケージ化する必要はないし、狭い価値観で自らの首を絞めるような制度であってはならない。

昨日のノンフィクションもまぁあれだなー、めんどくさいの一言に尽きるwww

結局は多様性の時代において、老朽化した旧態依然の制度が存在しているからなんだろうな~と。

カテゴリー同士でしか繋がり認めないってのはあまりにも限定的すぎるというか生物学的に非効率だ。で、そんな非効率な制度を維持しているから、



未婚化や少子化が進んでいくんだろうな。

ハッキリ言ってオスとメスの動向に経済的理由は二の次であり、不安定の中での安定なんて求めるだけ無駄。

そう考えると夫婦(カップル)世帯とかで住めるBIハウスとかも超需要がありそうな気がする。

思い返せば喜捨すべき優先順位が独身貧困層に絞られるのは理解できるんだけど、単体であれ集合体であれ、ソース元が人間である限り貧困層は一定に存在しているものだと思う。

夫婦世帯のBIハウスもメインストリーム市場に乗り出せば必ず着手する人が現れるだろうな。

あとはBIハウス以外にも今は空き家市場が賑わっているから、当面は地方の空き家狙いでいくというのも一つの手だなーと。

物件無料提供で自治体によっては補助金や入居祝まで出すところもある。地方の空き家に定住することで生活コストのハードルがかなり下がるだろう。

僕らのような最貧民カップルはこういったリソースを常に意識しておくことで、かなりミニマムに生きることが出来るはず。35年ローンの新築に拘って重い足かせを背負うくらいなら、古民家空き家をDIYして住むほうがはるかに裕福な生活といえるのではないだろうか。

もちろん地域性や物件の吟味は欠かせないけど。

今日はそんなことをあれこれ思いながら一日終えました。

特にオチもなくwww

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ABOUTこの記事をかいた人

新卒でブラック企業入社を皮切りに転職、倒産、結婚、離婚、開業等々、現在は都内で飲食店やりながらブログ書いたりしてます。相方と月収20万でミニマルな生活を計画中・・・>詳細はコチラ