無職の人より無職の天性がある



最近そう感じるようになってきた。

なぜなら就く職場がことごとく倒産したり廃業したり、ときには所属部署ごと契約解除、なんてこともあって。

働きたいのに仕事が消えるのである。

会社が倒産していく、事務所が引き払われるその間際までいた自分にとってはそれが不安定極まりないものに見えた。

もし自分ならこんな見込みのない新規事業に予算をつぎ込んだりしなかったのに。。

その経緯から店を引き継いだわけだ。

自由に検証できるおもちゃがほしかったといえばそうかもしれない。

でもそのなかで結果を出して、実際に経営はかなりうまくいっていた。

年収ベースでいえば平均くらいだろうけど。

しかし、コロナには及ばなかった、というより飲食関連を目の敵にしたおエライさんの意志に負けたのだ。

自分自身はコロナなど鼻くそ以下だと思ってるが、どうやらその鼻くそが大層に恐れられて人を失業させるまでに発展したのには驚きだ。

どうやら存外、馬鹿らしい。

そもそも生物である以上、いろんなリスクと隣合わせに生きてるという至極まっとうなルールを無視してる。

まぁそんなこんなでこの歳ですでに何回こういう目に遭遇するのかというところではあるが、考えても腹をたてても仕方がない。

とにかく仕事が逃げていく、これぞゴールド・エクスペリエンス・レクイエム(終わりがない黄金体験)ということにでもしておこう。

もちろん、僕自身が小学生からあった店がなくなるとうのは悲しい。

多分、これから何度か飲むたびに涙するだろうと思う。

けれども人生という名の線路は続いていくのだから、まだくたばるわけいにはいかない。

無職になってしまう一番の恐れは彼女に愛想を尽かれるかもしれないということだ。

なんせこんなことが多い僕は「無職が天性」というのも笑えない冗談になってきている。

だいぶ愛してるのでそれはお金がどうこうより遥かに困ることだ。

かといって東京という街からはもう自分は必要のない人間だと太鼓判を押されてるような気もする。

本来であれば2020年の春頃にきちんと籍を入れる予定だったので、むこうの両親にもその段取りを承認してもらっていた。

予算がないので挙式は挙げられないけど、内々で今話題の会食でも開いて筋を通すつもりであった。

だけど長引いた鼻くそのせいで一旦は仕切り直しになるどころか、あらゆるところに変更点が出てきた。

今住んでるところは治安はいいが決して住心地はよくなく部屋も狭い。

店が都心にあるものだから、そこから予算に見合って限りなく近い場所を選んだ結果だ。

だけど家賃が高いし彼女もリモートワークなので、店がなくなればもうここにいる意味はまったくなくなってしまう。

仕事と居住、この2つを同時に考えるのは慣れてるとはいえ、かなり労力を使うことになるだろうと思う。

もう引っ越しは7度経験してるので、自分だって更新して5.6年は落ち着いて住みたい欲があった。

しかし天性の才能がそうさせてくれないのだ。

当面の生活費はあるにせよ、これから何を勉強してどう生きようか、また考える必要がある。

とはいえ鼻くそがあと10年先に来ていたら完全に詰んでいたが(今でもわりとまずいけど)まだ起死回生の余地は残されてるんじゃなかろうか。

ねぇよってねw

最後に経費として落としたiPadとラップトップの二刀流で図書館にこもればなにか見つかると思ってる愚か者ですわ。

天性の無職を雇うところなんて最下層ブラックしかないだろうけど、またG・E・レクイエムの発動だけは避けたい。

そう考えると、最初から一本の筋を鍛え上げたほうがはるかに楽だったのだと思える。

この際、ユーチューバーか?

ネタはたくさんあるけど、稀有な事例すぎて共感を得るのはまず難しいだろうし、配信中に思い出して鏡月の瓶で画面を割ってしまうかもしれない。

そんなやつがユーチューバーは無理だ。

変なアバター作ってVチューバーになり、そいつに代わりに話してもらおうか。

例えば自営業の闇とか、毒家族とか。

いやだからそれが稀有な事例なわけでね。。

一人で自分にノリツッコミとか、意外と食らってますな。

とにかく彼女を怒らせるのはまずいんだ。

それだけは避けなくてはならない。

そういえばこの間、彼女のリモートワークを手伝って、仕事の感覚を掴んだから斡旋してもらい、入社後その会社を半地下の家族みたいに乗っ取るとかバカな話ししてたな。

あれは酒の上の会話とはいえ、小学生以下の内容だった。

そもそもこんなのに優秀な彼女がいることが不思議でならないのだが、、

あとノンフィクションでリヤカー引いてふわふわしたデザート売ってた話をしたかな。

あれは奥さんの神対応で何とかなってたけど、僕がやったらリヤカーごと東京湾に沈むことになるだろう。

せめて玄界灘がよかったとは言えない。

そして何食かの商品を何十キロもあるリヤカー引いて池袋に行く非凡な発想はない。

深刻な面持ちで画面を開いたのに、もはや脳内アルコールが回ってるような内容になってきたな。

やりたいことがたくさんあってもそれを生活の糧にできないのが問題で、、つまらないことばかりが仕事と成立するこの矛盾、、

いや、だから仕事であり労働なのか。

まぁひとまずは、現状にケリをつけることが先だけどとりあえず飲みたい。

神様神様チンクルホイ

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ABOUTこの記事をかいた人

新卒でブラック企業入社を皮切りに転職、倒産、結婚、離婚、開業等々、現在は都内で飲食店やりながらブログ書いたりしてます。相方と月収20万でミニマルな生活を計画中・・・>詳細はコチラ