なんか今日の天気はまさに厳冬って感じで少し曇ってるのもそれらしい。
今日は店の床工事があって、粉塵が飛ぶことから仕込みは後回し。
とりあえずブログを読んだり書いたりという今を過ごしている。
昨日は目当てだった物件の内見をしに行ったのだが、どうやら時期も時期なので不動産屋さんもかなり人手が足りてなかったようだ。
もちろん事前予約はしていった。
でもすでにいるお客さん達と僕らでは温度差があり、、
借りる気満々の勢い来てる人が多かった。
僕たちは少しの間待たされた。
そのときに両隣からお客と営業の会話が聞こえて、気圧されるとともに段々弱気になっていく自分に気づいた。

僕(二人で60平米??)

僕(少なくとも10万はくだらないな…)
そういう自分は池袋から電車で5分くらいの立地で家賃6万、35平米を希望、、
アホかいなw
まぁもちろんそういった物件があったからこそ、急いで内見するため店舗に足を運んでるわけだけど、他にもありますか?って聞いたら、、

ですよねぇw
それにしても先に内見しにいってるお客さんがなかなか戻ってこないらしい。
30分位が過ぎたところで非常に面倒な気分になってきて、グーグルマップで脳内旅行を展開していた矢先に、お待たせしました~と営業がきた。



解約告知は最低2ヶ月前となっていますので、新旧家賃が2ヶ月分かぶってしまうかもしれません

解約告知してからその2ヶ月で物件探せってことか。
まぁよくよく考えればそうなるよな。ってかそこ考えてから動けよという…
でもなんつーか、面倒なシステムだなぁと思ってとりあえず退店。
今住んでる物件も同じ会社が仲介した不動産なんだから、そこは口聞いてうまく被らないようにしてくれるかと思ったけど、まぁ無理だわな。
一介の人間にそんなお膳立てはないだろうと思いながらも淡い期待をしていただけに無念。
新旧家賃払ったらそれだけで12万/月か。。2ヶ月の給与丸々飛ぶなw
物件の内見取りやめ(笑)
2ヶ月家賃被ると死んじゃうみたい
そこ考えてなかった。あと原付置けないとこばっかで都内は世知辛い。
とげぬき地蔵の煙浴びて歩こうか。 pic.twitter.com/xlPmfaLxoO
— ありーゔぇでるち@低浮上示唆 (@quartet1115) 2019年1月27日
かつてこのありーゔぇでるちがありーゔぇでるちになる前、、そうあれは20代前半だ。
駅徒歩3分の好立地で家賃12万の2DKに住んでた頃を思い出す。
あの頃はそりゃあもう仕事に忙殺されたあと生き埋めにされてたっけ。殺されてるのに生きてるブチャラティ状態
その物件は巣鴨から歩いても行ける距離だったのでかつての思い出をたどりつつぶらぶら歩いた。
新撰組めぐりが始まる pic.twitter.com/OAG0SZkvYE
— ありーゔぇでるち@低浮上示唆 (@quartet1115) 2019年1月27日
まぁこの場所がどこかというのは分かる人はわかるだろう。
都落ちとはまさにこのことだなと、司馬遼太郎の燃えよ剣を思い出しながら近藤勇の墓に話しかけた。
新選組も鳥羽伏見の敗戦以降、関西から追いやられ江戸に頼り、やがては北上して五稜郭での最期を迎える。
近藤はその途中で恭順することを選び、流山で官軍に捕縛され板橋刑場にて斬首された。
結局ところは時勢に揺れ動く心境に対して、己の確固たる目的や信条を持っていなかった近藤は疲れてしまったのかもしれない。
まぁ京都で人を殺めすぎた報いでもあるのだろうけど。
そんなことをうだうだ考えながら、自分は今どこにいるのだろうと思った。
新選組の年表でいえば、今は江戸城あたりか、と。
これ以上後退するわけにはいかないと思いながらも、今度は西郷が別府晋介に言った『晋どん、もうここらでよか』という言葉が浮かんだ。
往生際が悪いのは醜い。
自分のやってきたことを振り返るとたしかにやりすぎた感は否めない。逃げすぎたw
ここはもうおとなしく限られた選択肢のなかから取ろうではないか、という結論に至った。
これから引越しシーズンも苛烈化して、きっと物件はどんどんなくなっていくだろうけど、幸い自分の仕事にあるていど融通がきくから合間を見てのチャンスはあるだろう。
通勤10キロ圏内
35平米以上
6.5万以下
バイク置き場、子ども可(念の為ね)
このなかでも4つ目はそうとうネックだろうな。
これを条件に入れると物件が一気に減る。
しかし、知り合いや同級生は実家を二世帯に建て直したり、或いは曾祖父母が亡くなった家をうまく有効活用してるのに、たらい回しになってる僕らはなんだか滑稽だ。
なぜ誰もそういったシームレスで余裕の生まれる方向に舵を切らなかったのか。。
都内であればいくらでも土地の有効活用ができたはずなのに。アパートでも駐車場でも民泊でも…
まぁ今さらそれを言ってること自体がとんだ甘えなのかなとも思うが。稼ぐ能力がないからこそ極力出費を出したくない。。
目先のことや娯楽だけに使ってしまい、本当の資産形成をしなかったという点においてはいい反面教師になったのかもしれない。
己の道は己で切り開くしかないってね。
まだ五稜郭まで後退するわけにはいかないんだ。