春先に向けて移住計画



まだ公には公開してませんが、今営業している都心のお店は2023年春頃に撤退することになりました。

石の上にも三年とか、コロナで無駄に数年間は耐えてきましたが、そもそも今の設計ではこのビジネスは成り立たないというのが結論です。

まぁ冷静に考えると、当初2020年5月の時点でこの記事を書いてるということはもう分りきっての結果だったわけです。

やはり直接的な原因はコロナではなく、コロナに付随するリモートワークの拡充と生活スタイルの変化でした。

観光地はアフターコロナで客足は戻るけど、オフィス街は元に戻らないです。


一旦始めたリモートワークを解除する理由がない上にむしろどんどんこのシステムは取り入れられていくはずです。

それは現在の周りの空きテナント状況を見れば一目瞭然で、撤退してるのは飲食業だけではなく企業や事務所も多いです。

加えて僕は今営業している場所が特段好きなわけでもなく、むしろ面倒な地元民がいるのでコロナ関係なくいずれ離れたいと思っていました。

まずコロナとは無関係に4年前に店を引き継いだ時点で継続が難しいと判断した理由は概ね4つ。

  1. 資金0ベーススタート
  2. 修繕費が嵩んだ
  3. 土台のビジネス設計に無理がある
  4. 実家に無収入が多くて店の資金に負荷がかかった

①は親父が倒れた段階で、次の日から仕事しないと一気に閉業危機に陥るといった自転車操業の状態です。

運転資金、自己資本が0というのは長年経営してた店としてあり得ません。

よく宵越しの銭は持たないなどと笑っていましたが、経理見てガチだと気づいたときは失笑しました。

②は引き継いで以降、老朽化した設備がタイミングを合わせるかのように次々とダウンしていったことです。

これも給与返上の勢いで修繕しました。

③客単価に対してテナント料が高すぎる。

累計で1億を優に超える額を納めてると考えると、僕なら売上を物欲に投じず、早々に他の物件取得に回したと思います。

それに飲食店の賃貸借契約は土台が借り主に不利な場合が多く、うちも例外ではありません。

契約したのは僕ではないにしろ、あまりに貸主側が得する仕組みで作られており尚且つこれを法的に覆す方法はない。

コロナ禍や物価高騰で相当に厳しい状況でも家賃だけは文字のごとく不動です。

その圧倒的な立場の違いに違和感を覚えてしまい、これ以上、不動産投資のカモにされるのは御免だというのが一番の撤退理由です。

30年もやってれば温情の一つもあると思っていましたが、徹頭徹尾ドライな対応にも呆れてます。


④は家族の問題で目の前のコロナ以上に頭が痛い問題です。

無職、要介護高齢者、要介護認知症、その3人を母はフルタイムで働きながら一手に引き受けているにも関わらず、

祖母を介護するという名目でほとんど何もせずにお金を掠めていく親戚たち。

つまり僕と母もふくめて5人分の生活が賄えるだけの収入をあの小さな店で確保しなければいけませんでした。

なんとか試行錯誤して売上を飛躍的にアップさせたものの、コロナ禍で強力な番狂わせが発生しました。

それに自営業は実家の経済と紐づいてるので、実家が傾けば傾くほど自分の収入を犠牲にしなければなくなります。

やることと責任だけがどんどん増えていき、収入は目減りしていくという状況に疲れました。

そしてハイエナのような親戚たち…

祖母が介護認定されてから親戚が実家への往来を始めたのが何よりの証拠です。

剰えそのなかの一人は勝手に実家の2階を占拠してリモートワーク&寝部屋にカスタマイズしています。

もちろん食費や水光熱費も払わずにネット回線も無料で使い放題(回線が遅いとうちの人間に文句さえ言う傲慢っぷり.)

正直、母の苦労を考えると腸が煮えくり返るほどの怒りを感じていますが、それを認知しながらも実家を離れられないということは、

そこに興じなければいけない血族の縛りがあるのだと解釈しています。

本当は他の場所に住んでほしいのですがね。

まさに限界集落ならぬ限界家族です。

この状況は母が倒れた場合はそのすべてが僕に降り掛かってくることを意味していますが、残念ながらその悲劇役を引き継ぐわけにはいきません。

これまでも末子ということでずいぶん貧乏くじを引かされましたが、これをやれば最後、自分の家庭がめちゃくちゃになっていしまいます。

あと無職の兄は親の面倒を見る気がないのに実家に寄生していますが、認知症の親父にキレてる話をよく母から聞く限り、

すでに家族としての役割を放棄してると言っていいと思います。

両親の年金は一階建てなので月に数万、かじるスネがないどころかそのまま生活保護になりかねないのにどうするつもりなのか。

まぁ、、ここまで話していて薄情かもしれませんが、自分は一ミリも悪くないなと思ってしまいました。

むしろ通算4年間にわたり、キャリアと時間を捨てて実家を支援していたのは、この状況下でよくやったほうでしょう。


それよりも移住のことを前向きに検討していくなかで、いろいろ接点を作っていくことを考えるべきです。

すでに移住先の市や不動産屋にコンタクトをとり、自治体で使える助成金は限りなく申請しようと考えています。

都内脱出は目下、当初の計画だったのでようやくその目標を実現できるときがきたというべきです。

この際なので婚姻と同時に姓を彼女側へ改姓することも検討しています。

今の自分の姓でいると先に書いたようなやばい問題がすべて降り掛かってきそうなので。

ここには書いてないですが他の親族にも相当なのがいますし、

とにかくこれ以上、表面はともかく経済的には関わりたくないというのが本音ですね。

両親のことならまだしも他は論外です。

人は良くも悪くも環境に影響されるので、ヤバいところからは逃げなければなりません。

やはり自分はどこまでいってもありーゔぇでるちですね。

「さよならだ」が似合ってると思いました。

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ABOUTこの記事をかいた人

新卒でブラック企業入社を皮切りに転職、倒産、結婚、離婚、開業等々、現在は都内で飲食店やりながらブログ書いたりしてます。相方と月収20万でミニマルな生活を計画中・・・>詳細はコチラ